毛穴パックを使う時の注意点について

毛穴パックを使う時に注意したいこととは?

毛穴パックとは洗顔では確実に取り去ることが難しい毛穴の奥の汚れさえも吸着し、取り去るパックのことです。しかし、毛穴パックには、次のようなメリットとデメリットがあります。

角栓を一斉に取り除くことができるメリットもあるのですが、本来肌に必要な水分や油分を一緒に除去してしまうパック剤が肌に残された状態のままですと、肌トラブルの原因になるデメリットもあります。そこで毛穴パックはどのように使用したらよいのでしょうか?

はじめに、毛穴パックで取り除きたい鼻の角栓や黒ずみを招く原因について知ることが大切です。


鼻の角栓・黒ずみの原因について

まずは、鼻の毛穴に角栓ができ「いちご鼻」になる原因について見てみましょう。

角栓というのは毛穴から分泌される皮脂と、肌に付いた汚れ、角質といった肌の古い細胞がまじわることで出来てしまうのもので、鼻の毛穴に角栓が見られる原因として次の4つがあります。

「メイク汚れ」、「ホコリ皮脂の過剰分泌」、「乾燥保湿不足」、「新陳代謝」についてそれぞれ見ていきたいと思います。


メイク汚れやホコリなどの酸化について

毎日クレンジングをしっかりとしているつもりでも、メイク落とし残しを完全になくすことは難しいのではないでしょうか。そして、日常生活の中で肌の表面にホコリなどの汚れも付いてくると思います。こういった汚れが皮脂や古い角質と混ざりあうことによって角栓ができてしまうのです。

皮脂分泌が過剰になっている肌には、肌の表面を外からの刺激に対して保護し、水分が蒸発することを防ぐ働きがあることもあって、適量な皮脂の分泌は必要になります。

ですが、皮脂の分泌が多すぎると、古い角質や汚れが合わさることで、毛穴を詰まらせてしまいます。そんな、皮脂の過剰に分泌される原因には、多くの理由があります。その中でも「肌の乾燥」がその原因の1つになります。

さらに、ストレスを受けることにより、男性ホルモンの分泌が多くなってしまうことも皮脂の過剰分泌に結びつくともいわれ、そんな男性ホルモンには、皮脂の分泌を促す作用があるというわけです。このようなストレスの中には、精神的なストレスや環境の急激な変化、睡眠不足に伴う疲労など、肉体的なストレスも含みます。

保湿不足からくる肌の乾燥や保湿ケアの不足においても、角栓ができやすくなるきっかけになってしまいます。肌が乾燥することにより、肌を守る皮脂の分泌が多くなってしまいます。しかも、乾燥した肌は柔軟性をなくしてしまい、毛穴も伸縮しづらくなってしまうことから、毛穴が閉じにくい状態になります。このため毛穴も詰まりやすくなってしまうのです。


新陳代謝が乱れとメラニンの蓄積について

もとより、角質は肌の新陳代謝の巡りの中でおのずとはがれ落ちていくものですが、古い角質が新陳代謝が乱れることによって、そのまま肌の表面にとどまることがあります。古い角質が毛穴から分泌される皮脂と混ざり合って、角栓ができてしまうのです。

これによって、皮脂の分泌量が多いといわれている鼻や眉間といった、いわゆる「Tゾーン」には、角栓ができやすいといわれているのです。そして、毛穴が黒く映る原因に毛穴の入口にメラニン色素が詰っていることも考えられます。

一般的にメラニン色素は肌の新陳代謝によって古い角質と一緒にはがれ落ちます。新陳代謝のサイクルは28日前後が理想的と考えられていますが、このサイクルが長い時間続くとメラニン色素が肌の中に蓄積されてしまうのです。

肌の新陳代謝についてはターンオーバーとも呼んでいますが、このターンオーバーが乱れる理由として、以下のケースも考えられます。

鼻の角栓を毛穴パックを利用してこれらの原因を取り去りる方法でアプローチをしてターンオーバーの乱れを改善し、角栓のできにくい肌に導くことができるのではないでしょうか。


毛穴パックで鼻の角栓を解消できるのでしょうか?

毛穴パックは鼻の角栓を吸着することで一気に除去できることから、効果がはっきりとわかりやすく、つい使いすぎてしまうかもしれません。しかし、これが本当に角栓を解消できているのでしょうか?

そもそも、毛穴パックは鼻の角栓を解消する方法としてはおすすめできません。それに関しましては本来なら肌に必要とされる角質までもが除去されてしまい、水分や油分が失われて一気に角栓を取ってしまうことにより毛穴に雑菌が侵入して、皮脂が過剰分泌することにより、オイリー肌になってしまう原因になるかもしれません。


毛穴パックは、シートタイプのものと洗い流すタイプのものがあります

シートタイプの毛穴パックについては角栓を付着させて一気に取り去るものなのですが、角栓だけでなく肌に必要な角質や皮脂まで一緒に取り去ってしまいます。そのため、肌表面から水分や油分が失われ、大きなダメージを肌に与えてしまう危険性が出てきます。

しかも、角栓を一気に取り去ることで、毛穴の中に雑菌が入ってしまう可能性があります。雑菌は繁殖するとニキビといった炎症を起こす肌トラブルの原因にもつながります。

また、洗い流すタイプの毛穴パックにしてもシートタイプのパックであっても、皮脂を必要以上に取り去ってしまうことには違いありません。やはり、適量な皮脂は肌を守るために必要なものとなります。そのため、必要な皮脂が足りないと、皮脂がより多く分泌されてしまう事になってしまいます。

そうして、皮脂が極度のオイリー肌になる可能性が高くなります。そこで、毛穴パック以外にも、鼻の角栓に有効なケアに、ピーリング石鹸や酵素洗顔料、重曹洗顔などのケアが存在します。こちらに関しては鼻の角栓を解消するのにどのような働きをするのでしょうか。


ピーリング石鹸や酵素洗顔料について?

角質を溶かす成分が配合された洗顔料のことをピーリング石鹸と言います。そして、古い角質や毛穴に詰まった皮脂を取り除く作用が期待される酵素を配合したものを酵素洗顔料と言います。

このような洗顔料を活用することにより、角栓のケアに加えて角栓のもととなる古い角質のケアにも効果が期待できると言われています。その一方、ピーリング成分が肌質に合わない方や、必要以上に使いすぎることで、むしろ肌に悪影響がおよぶかもしれませんので、チョイスの仕方や用途はしっかり把握することが必要になります。


重曹洗顔について?

重曹洗顔とは、重曹(炭酸水素ナトリウム)を洗顔料に少量(ひとつまみ)加えることで洗顔する方法になります。毛穴の黒ずみや詰まった角栓をサッパリ取り除く働きが期待されていることから、クチコミなどによって話題になっています。

ですが、どちらかといえばピーリング石鹸や酵素洗顔料、毛穴パックを使って角栓や毛穴の汚れケアをすることがおすすめです。その理由は、重曹は食用や薬用、工業用、掃除用とバラエティーに富んだ用途によって製造されたものが売られていますが、決してスキンケア用に開発されているものは無いからです。

そして、重曹は粒子が大きいことにより、肌を必要以上に激しくこすってしまう危険性もあります。その負荷によって色素沈着といった肌のトラブルを招く危険性がぬぐいきれません。そういう事情から重曹洗顔よりも、スキンケアを専用として開発されているピーリング石鹸や毛穴パックなどをおすすめしている訳になります。

これまで、角栓や毛穴の黒ずみを取る手段をご紹介してみました。それでは、その手段の1つである毛穴パックはどのようにして選ぶと良いのでしょうか。


毛穴パックは注意しないと逆効果になります

毛穴パックには、先述したように2つのタイプが存在します。ですが、どちらも注意を払わないと逆に角栓のできやすい状態になってしまったり、乾燥肌が起きたりする危険性があります。


剥がすタイプ(シートタイプ)の注意点

剥がすタイプの毛穴パックの特徴には、毛穴に詰まった角栓を付着させますので、一気に迷いなく角栓を取り除くことが可能です。ところが、シートを剥がす際に肌への大きな刺激が負荷となってしまうのです。

そして、肌の表面に広がっていき、肌を保護する役割がある皮脂膜もシートを剥がした時点で取り去ってしまう場合があるのです。皮脂膜は肌の表面から水分を蒸発させないようにする役割を果しているのですが、それにより肌の乾燥に結び付くリスクもあります。剥がすタイプの毛穴パックには肌への刺激が強く負担も多きいことから、痛い思いをされたくない方にはおすすめできません。

それに加え、使いすぎてしまうと毛穴のゆるみが生じ、皮脂や汚れがより一層詰まりやすい毛穴の状態になってしまう恐れもありますので注意が必要です。洗い流すタイプで洗浄力が強いものはメインの原材料に土を利用したクレイパックや洗い流すタイプの毛穴パックに該当します。このタイプの特徴には、泥に含む皮脂を吸着する特徴により、毛穴をケアすることになります。

シートやパックとは違い、鼻などの決められた部分以外でも使用することができます。皮脂を取り除くことから、洗い流すタイプの毛穴パックを使った後は肌が乾燥しやすくなります。また、剥がすタイプのパックと比較して肌への負荷は少ないながらも、洗浄力がとても強いことにより、肌の水分や油分も一緒に洗い流してしまうことは避けられません。手軽に使える毛穴パックではありますけれど、シートタイプのものでも洗い流すタイプどちらにしても、肌本来に必要な皮脂や角質を取り除いて、肌に大きなダメージを与える不安材料は残ります。

角栓を取り去って肌をキレイにしようと考えておこなったケアなのに、角栓のできやすい肌や毛穴を作ってしまっては本末転倒です。もし、毛穴パック中に肌の痛みを感じたら、使用を中止したほうがいいでしょう。

正しい洗顔方法や毛穴のケアを行うことで、角栓のできにくい肌へと導くためにも、毛穴パックを利用するよりおすすめなのが、正しい洗顔方法で毎日のスキンケアや毛穴のケアを行うことではないでしょうか。

角栓をすぐに取り去ることはできないでしょうが、正しい洗顔や毛穴のケアをする事は角栓の詰まりを防ぐ方法としてはより有効かと思われます。

それでは、正しい洗顔方法や毛穴のケアとは一体どのようなものなのでしょうか?


正しい洗顔方法について

正しい洗顔方法については、要点を守った洗顔方法になります。洗顔をする前に手を洗い、清潔にしてから洗顔料を泡立て、きめ細かなもちもち泡を作り出します。皮脂が最も多いとされるTゾーンから泡を乗せて、泡を転がすようにやさしく洗ってくださいね。 32℃~34℃程度のぬるま湯を使い洗顔料が残らないように、しっかりすす意で下さい。清潔なタオルを肌に当てるようにして、ゴシゴシとこするのではなく、水分を吸い取らせる感じで優しく拭いて下さい。洗顔料を手で泡立てるやり方でも良いのですが、困難な場合には泡立てネットや洗顔料の泡立て器を活用してみましょう。

洗顔した後はすばやく化粧水、乳液やクリームを使った保湿ケアを行うところも大切なポイントです。


おすすめの毛穴ケアについて

正しい洗顔方法に限らず、実施したいのが毛穴ケアになります。

紫外線対策について

紫外線を受けると、肌はメラニンを作り出してしまいます。そこで、活性酸素が肌の内側に発生し、その活性酸素により肌のハリを支えているコラーゲンの変性がもたらされます。

コラーゲンの変性や減少については肌のハリを衰させてしまうことにつながり、毛穴の開きを進める原因になりますので、日ごろより紫外線対策は意識してやってみましょう。


保湿ケア化粧品を活用する

乾燥した肌は柔軟性が下がってしまい毛穴も開き気味になってしまいます。

そして、肌の潤いがなくなると皮脂の分泌も活発になることから、日ごろより保湿ケアをしっかり心がけることが必要です。皮脂でお悩みではない方でしたら、洗顔後の保湿ケアはほとんどしていない方もいるかもしれませんが、保湿ケアはどのような肌質でも行った方が良いと思います。

皮脂が多い方には、皮脂の分泌を抑える化粧品を活用するなどして、肌質に最適な保湿ケアを行ってください。新陳代謝を促すターンオーバーが乱れないような正常な身体を構築して行く事も、毛穴のケアには大切になります。ターンオーバーが正常にできれば、肌表面の古い角質もおのずとはがれ落ちやすくなりますし、皮脂のバランスが整いやすくなるでしょう。

ターンオーバーが正しく行われるためには、肌へのアプローチだけではなく、全身へのアプローチも有効になります。半身浴をしたり、日頃よりに適度な運動をとり入れることで代謝を高めるサポートをしてください。

 

うふ肌

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